レースから新しく発表されたPU。厚さわずか5/16インチということは7,8ミリかな?エレアコにもソリッドにもOKとな。ううむこれなら金属板や両面テープでぺたっと貼り付け最適なマウント位置を探ったり、気分によって動かしたり出来そう。キャビティを掘る必要がないっていうのは画期的かもしれません。4弦5弦兼用となっているので両方作ってみましょうか。
エレアコっぽい生々しいアコースティックな響き。ピエゾと違ってローも充分。ただし一般のマグネティック・ピックアップに比べるとゲイン低め。なので他の楽器と持ち替えるときはゲイン・バッファーかブースターのようなものを噛ましたほうが良いかもしれません。
五弦だと、両端の弦のどちらかが出力低め。ピッチが足りてない感じ。なので4弦に使ったほうがいいかも。音質は素晴らしい。イコライジングの必要まったく無し。ていうか、加工せずそのまま出力したほうが持ち味が出ると思います。このPUを生かすセッティングがあると思う。
フィジー諸島に植林されたホンジュラス・マホガニー。通称フィジアン・マホガニー。最初この材でボディを作ったときは、うーん・・・悪くないけどホンマホやアフリカンのほうが好きかな・・・・という認識でした。ところがそれから数年たち水分が抜け乾ききってみると、これが!叩くとポキョーン、カキーンと澄み切った甲高い響き。倍音豊かでカラフルな音色を奏でてくれると思います。これはぜひ手に取って体感していただきたい。見た目や木目が楽器のクオリティになんら影響しないと実感できます。
音が見える。低域に指向性は無いなんて定説は吹っ飛びます。あきれるほどリニアでリアルな音の壁。お試しあれ。
ボルト・オンのネック・ポケットは掘るのではなく、ネック背面、両側面、底面の四か所が完璧にボディと密着するよう、あらかじめ寄木細工のようにボディを張り合わせています。ネジを外しても、簡単にはネックは抜けません。スルー・ネック並のサスティーンとボルト・オン特有のアタックを両立。ええですよん。
木造住宅時代なら導入をためらったであろう重さ。(400キロ!)しっかり働いてけろ。
ちっこくて軽いのにこの表現力はなんぞね?凄いぞこれ。
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